高橋大祐
海外贈賄防止委員会(ABCJ) 運営委員・事務局
真和総合法律事務所 パートナー
弁護士(日本)/法学修士(米・仏・独・伊)
Email: takahashi@shinwa-law.jp
Web: https://www.dtakahashi.com
[略歴]
2003年 司法試験合格
2004年 早稲田大学卒業
2005年 司法修習終了、弁護士登録、真和総合法律事務所入所
2008~2009年 欧州連合のエラスムスムンドゥス奨学生として、ドイツ・ハンブルク大学、イタリア・ボローニャ大学、フランス・エクスマルセイユ大学に留学し、各国から法学修士号を取得
2009~2010年 米国フレッチャー法律外交大学院に留学し、国際法学修士号を取得
2010~2011年 米国K&L GATES法律事務所
2011年 メキシコ人弁護士と結婚、現事務所に復帰、現在に至る
[贈賄防止に関連する役職・活動]
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日弁連弁護士業務改革委員会CSRと内部統制に関するプロジェクトチーム副座長として、日弁連「海外贈賄防止ガイダンス」の策定に関与。
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グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン腐敗防止コレクティブアクションWG委員として、「腐敗防止強化のための東京原則」「贈賄防止アセスメントツール」の策定に関与。
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AML/CFT、経済制裁、ビジネスと人権など他のコンプライアンス分野との関わりも意識しながら、腐敗防止対策をサポート。OECD責任ある企業行動センターコンサルタント、国連ビジネスと人権政府間作業部会代理リーガルエキスパート、国際法曹協会(International Bar Association)CSR/BHR委員会共同議長、ジェトロ新輸出大国エキスパート、経済産業省「郵便物受取サービス業の犯罪収益移転防止法対応に係るガイダンス」検討会委員、外務省ビジネスと人権行動計画作業部会構成員などの公職も歴任。
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メキシコ進出経営サポートフォーラム日本事務局、Takahashi Nahmad Vazquez Abogados(在メキシコ)アドバイジングパートナー、Akrivis Law Group(ワシントンDC)のオフカウンセルも務める。
[腐敗防止に関連する著書・論文]
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「SDGs/ESG経営とルール活用戦略」(商事法務 2022年5月)
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「グローバルコンプライアンスの実務」(金融財政事情研究会 2021年11月)
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「ESG投資拡大で求められる贈賄防止コンプライアンスの高度化と可視化」『ビジネスロー・ジャーナル』2019年4月号
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「腐敗防止強化に向けた企業と投資家の対話のあり方――贈賄防止アセスメントツールの意義と活用方法を中心に」『NBL1119号』2018年
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「ESG関連リスクの管理・開示のあり方―CGコード第2章への対応を視野に―」『旬刊商事法務』No.2146・No.2147、2017年
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「ESG課題としての海外贈賄問題と企業の対処策」QUICK ESG研究所ウェブサイト、2017年
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”Japanese Anti-bribery Regulatory Updates and Bar Association Guidance”(国際法曹協会腐敗防止委員会ニュースレター2017年3月号 共著)
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「メキシコ進出における贈賄防止対策の強化―2016年腐敗防止関連法制度改革の概要と対処策を中心に」『メキシコ経営ナビ』第5号、2016年12月
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”The Japanese Anti-Bribery Landscape and Collective Actions - Bar Association Guidance and Beyond” (IACAlumnus2016年12月号特集、International Anti Corruption Academy 共著)
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「中小企業の海外展開における贈賄防止対策の強化」『会社法務A2Z』2016年11月
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「日弁連海外贈賄防止ガイダンス(手引)の解説 第1回 序論―ガイダンスの意義と活用方法」『NBL1081号』2016年
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「経産省指針改訂をふまえた海外贈賄防止対策の強化」『ビジネス法務』2016年1月
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「海外贈賄リスク対処のための法的技術とその限界を踏まえた実務対応―カントリー・リスク対応法務の各論的展開に向けて」『NBL1039号』2014年
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「グローバル時代のCSR法務戦略―CSR実務のパラダイムシフトと企業価値へのインパクト」『証券アナリストジャーナル』2014年8月号